当サイトの分析は、相場が3つの要素(値幅・日柄・波形)で出来ているため、この3要素を使った分析で売買方針を決定します。

 時系列分析の移動平均やSTC(ストキャスティック)、ボリンジャーバンドなど、一般的なオシレータ分析は、(その有効性をある程度なら認めているものの)実践の取引、継続した投資を行う場合に少なからず不都合が生じます。

 私たちは、この問題点を解決するために、チャートの3つの要素(値幅・日柄・波形)に着目した分析を行っています。

 では、一般的な指標では「不都合が少なからず生じる」のは何故でしょうか?

 相場の上げ→下げのリズムは、値位置や時期によって、時間や値幅が拡大したり、縮小したりします。しかし、指標設定値は一定ですから、必ず「合わなくなる」のです。


 指標設定を短・中・長期に異なる規模で設定した場合でも、短中長期の各指標が結局は固定されているので問題は解決されません。

 現実の相場波形は、値幅や日柄のスケールが次第に変化していきます。短期のスケールが変化することもあれば、長期のスケールが変化することもあります。ですから、何本も指標を重ねて見たところでどの指標が信頼できるとは言い切れません。

 この種の問題を解決するには、手間は掛かりますが、投資対象銘柄のチャートを丹念に調べるしかありません。そして、何を調べるのかというと、チャートの値幅や日柄、それによって出来る波形の分析です。この3要素を調べて、チャート変動の癖を知っておくことが重要なのです。

 どんな癖か?というと、

 値幅の癖、日柄の癖、波形の癖、を調べるのです。

 そうすると、従来の=柔軟性に乏しいオシレータや時系列系指標
では捉えきれなかった変動の性質が読めるようになるのです。


■日柄分析 「一目均衡表」の日柄分析や「レイモンド・メリマン」の「メリマン・サイクル」など、日柄分析(時間軸分析)が有名です。大きな流れを捉えるならば、十分かもしれません。しかし、相場は複雑な動きになる場合、短期で大きく上下する場合など、現実にはいろいろなケースがあります。

 当会の日柄分析は、もともとは一目均衡表を研究していた時期がありました。そのうち、先物市場のような投機な市場の値動きが激しい銘柄で参入する場合、限界を感じることが多くなりました。
 そこで、短・中・長期はもちろん、目先〜短期についても詳細な日柄分析をするための研究が必要になりました。

 そして、紆余曲折を経て出来上がったのが、現在のトレカテ分析法の「日柄分析」です。
 この日柄観測は、ただ変化日算出だけで満足するものではなく、たとえば、変化日が訪れた段階の「値位置」や「波形」との関係から、「変化日の持つ意味」を読み取るものです。

 日柄分析はそれだけでも有効ですが、波形や値幅の観測と絡めることで株価チャートを「重層的」に理解できるようになります。これにより非常に効果の高い「先読み」ができるようになります。

■値幅分析 

 値幅分析といえば、通常は「リトレースメント」「フィボナッチ数級(黄金比)」が有名です。しかし、たとえば、0.33%や50%、0.238%、0.382%、0.618%など云々しても、それだけでは、短期トレードやデイトレードにはあまり役に立たないことを経験された方は多いと思います。

 もちろん、いずれも極めて重要で必要な考え方ですが、実践的に相場に参加して生き残っていくためには不十分なのです。実際には、これから何日後の時点でトレードを手仕舞うか(ターゲットとなる時間帯の設定)によって、値幅算出の方法が異なるのです。

 ターゲットとする時間帯の設定が、デイトレなのか、目先〜短期、中〜長期かによって、値幅と節値と目標値の計算方法は変わります。そうしないと、実践的な数値は出てきません。

 当会の価格分析は、「仕掛けポイント」「利食いポイント」「ロスカットポイント」「続伸開始値」「失速警戒値」など、局面に応じて「値段の意味」を取ることが出来ます。ということは、当たり、外れに捉われない、局面に応じた必要な注文の対処法が分かるということです。さらには、日柄や波形の進展具合によって値幅との総合判断を行ない、いっそう的確な分析に至るのです。


■波形分析
 
 日柄分析と値幅分析とは切っても切れない重要な要素です。波形のパターン分析は多岐にわたります。そもそも、エリオット波動分析やギャン理論によりある程度出来上がっています。更に私が研究してきた一目均衡表にも波動論があります。もっとも柔軟性に富んだ手法は一目均衡表の波動論だと思います。

 しかし、似た相場はあっても「同じ相場はない」といわれるように、現実には様々なケースが起こります。これがまた悩ましいところなのですが、当会には前述の通り、詳細な日柄分析や値幅分析がありますので、それらと絡めることで独自のパターン解釈を複数用意しています。



■その他の分析
 これまで、述べてきたものが、当会の分析のエッセンスですが、現在の手法に至る前は一般的な指標をいろいろと使ってきましたので、自然と使うようになった手法があります。現在でも参考程度に見ています。少しご紹介します。それは「移動平均線」「MACD」「ストキャスティック」「エリオット波動論」「ギャン理論」「酒田罫線法」などです。


日柄分析例や「先物版サイト」もご参照ください。




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